【実の姉と弟】シコタンと姉 第2章パンツ泥棒奮闘編

「お互い風呂も入ったし、なんかこれはヤバいなって感じがしない?」
「ははは…はは…」
どういう意味?ねえどういう意味なの!

俺ゾンビに囲まれまくってショットガン連発、上半身だけで這いずり回るゾンビが俺の足元にしがみついてるし、コレ怖すぎ
「フェラとかして欲しい?」
そういう意味?ねえそういう意味だったの!

姉そのセリフでゴロゴロ寝返りうって膝元にしがみついてるし、ソレ可愛すぎ

「…わかんない、いや…しなくていい」
正直な気持ちだった

ってオイ、聞いてないし
しかもすでにチンポ取り出してるじゃん
ちょ我慢汁に興味持つな
その興味津々な表情ヤメろ

「…良かった、してって言われたらどうしようかと思った…」
聞いてたのか

「でもイカせては欲しいんでしょ?」
姉、脚パタパタさせながらニコニコ顔で俺の顔を見上げてる
手の動きはシコシコにシフト

なんかしばらく話もしてなかった反動なのか、一気に距離が縮まってた
風呂入る前に「お姉ちゃんのこと嫌いなのか」とか「悪いとこあったら直します」とか言われたのが精神的にグッときてたし

玉袋とケツの間がキュイーンってなってきた
「ちょっとヤバいかも」
姉の手が止まる
「どうしよ、続けたほうがいい?」
手コキ再始動
「あとどのくらい?」
可愛いんですけどそのセリフ
「ああああ」
手コキ停止
「イク?」
ぐはっ、なにその天然焦らし

「どうしよ、どうしよ、いつ出るの、このままでいいの?」
姉の焦りがリアルに伝わる
考えてみたら、先日の手コキだってイカせようとしてたわけじゃなかったんだよね
ニギニギしてただけだし
結果的に俺が勝手にイっただけ

「ヤバい、ティッシュ!」
「え?」
「飛ぶ、絶対ヤバい、飛ぶ!」
「ええっ!?」
姉の手コキで射精
もういいや、って諦めて発射
ドーン、ドドーン、ドンドドーン

やべプレステに着弾、ゾンビも驚きの飛距離

「飛んだ…」
姉、呆然

そんな姉を尻目にしばし余韻に浸る俺
そして止まった時間が動き出す

「ヤバいとか飛ぶとか、専門用語難しすぎだよ」
ティッシュでプレステを拭きながら姉がつぶやく
「だいたいわかるでしょ、感覚的に」
チンポを拭いてトランクスにしまう俺
「わかんないよ、お姉ちゃん処女だもん」
困ったような顔をする姉
そんな素直なセリフも言えるヒトなんだなって意外に思った

世の理は全て知ってますって感じだったから
若くして何でもかんでも知り尽くしてしまって、その上でこの世界にちょっと辟易してしまっているような印象もあったし
ちょっと孤独で孤高なヒトだと思ってた
事実、かなり周囲から浮いてた時期あったしね

「え?シコタンって童貞じゃないの?」
「童貞です…」
「だよね、安心した」

意味深なセリフだが、バカな弟は愚者タイムでウハウハなのでスルー

姉が処女なのは薄々気付いてはいた
彼氏すら出来たことないだろうなって思ってた
軽いノリでヤッちゃうよりは処女のほうがいいんじゃないかと漠然と思ってた

まぁ弟には全く関係のないことだったワケだな

「このままシコタンとエッチしちゃったりするのかな?」

まぁ弟にも全く関係のないことではなくなってきたワケだ

「俺っ!?」

爆弾発言にドキッ!としている俺だけど、すでに蚊帳の外

「痛いのキライなんだよな、注射とかもうホントやだ」

俺は、姉が、自由人すぎてヤダ

浮き世離れしたクールさやドライな言動が目立つ反面、ガキみたいに無邪気なとこがあって男を逆に近付けなくさせてんだろうなって思う
でもそこがまたこのヒトの魅力なんだろうとも思う

今更ながら
「メールびっくりさせてゴメン」
って姉が言った
どうやらそろそろオネムの時間らしい

「好きな人とかいないの?」
って質問してみた

「んーお姉ちゃんたぶん男に興味ないんだと思う、つかむしろ嫌いかな?」
自分でも半信半疑って表情を浮かべて立ち上がる

「でもシコタンは好きw」
去り際にちょっかい出しましたって感じで微笑んで姉は部屋を出て行った

このときのセリフの真相は数年たった今でも現在進行形で謎のまま

未来を知る由もないこのときの俺は、姉の笑顔を見送ったあと、抱き枕を相手にウオーウオーってもがいてた

恋愛感情は錯覚だ、とバッサリ切り捨てられたことで、逆にスッキリと射精できたっぽかった
一回目の手コキとは比べものにならない快感が思い出され満たされてゆく

朝勃ちではないチンポを触られたという充足感
姉の手で弄られ勃起したってことに価値を見出していた

暑く、そして熱い夏休みはまだ始まったばかりだった

パンツ泥棒奮闘編 【完】

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